”インテリア×間取りで家事・育児の悩み解決”
”集客と売上をUPしたい店舗の空間プロデュース”
インテリアコーディネーターの宮澤由佳です。
先日、ネイルサロンのオーナー様から
レイアウトのご相談をいただきました。
これからネイルサロンを始めようと
考えていらっしゃる方や店舗を探している方に
「どのくらいの広さのスペースがあれば
ネイルサロンができるのか」
参考にしていただけると思い、
ご提案しました内容の一部を
ご紹介させていただきます。
ネイルサロン オーナー様のお悩みと現状レイアウト
オーナー様のお悩みは
①4.5畳のサロンの家具配置が難しい。
普段はハンドネイル用の配置だが、
フットネイルのお客様がご来店される度に
家具のレイアウトを変えていて負担
②幅90㎝のテーブルを使っているが、
幅120㎝としたい
の2点。
簡単なスケッチですが、
ご相談前のレイアウト(平面図)がこちら
お部屋の中央にテーブル、チェアを配置し、
サイドの棚にネイル用品をまとめています。
ハンドネイルの作業がしやすい配置です!
フットネイルの時には、真ん中のテーブルを移動させる…
となると毎回かなりの負担となりますね。
4.5畳 ご提案のレイアウト
そこでご提案させていただいたのは
こちらのレイアウト!
テーブルとチェアの配置を90度回転させました。
お客様の動線は、
お部屋に入って、クロゼットにバックやコートを置き、
チェアへ座ります。スムーズに移動していただけます。
フットネイルの時には、
このように、チェアを平行移動させます。
チェアにはキャスターがついていますので、
負担なく移動できます!
フットネイルのスペースは、
オーナー様が右利きのため、右側(窓側)に
手を動かせるスペースとして30㎝ほどスペースを確保しています。
壁ギリギリでは、手が動かすのが難しいので
余白が大事です!
ネイル用品の収納は、窓側の壁面にまとめました。
ハンド、フットどちらの場合でも
オーナー様のチェアの背面にネイル用品があり、
道具を移動させなくても良いですね!
テーブルは幅90㎝→100㎝に10㎝サイズアップができました。
(お客様のご希望は120㎝でしたが、スペース的に100㎝が限度でした。)
スペースとしてはギリギリではあるものの、
4.5畳の空間にハンドとフットのスペースを確保できました。
ただし、今回は部屋内に柱がなく、形状がキレイな
正方形をしているので実現できました。
部屋の形状によりますが、マンションなど部屋内に
柱が出ている場合は、4.5畳でこの配置は難しいです。
もし6畳だったら…
6畳だった場合のレイアウトはこちら
4.5畳の場合と同じような配置でも、フットとハンドの
スペースの間にゆとりができますね。
そのため、フットチェアを常設しておいても
圧迫感が感じにくいです。
また、幅120㎝のテーブルの配置が可能です。
テーブルをサイズアップしてもお客様の通路は
しっかりと確保ができます。
ネイル用品の収納も増やすことができました。
チップのサンプルなどこちらにディスプレイしていただくのも
良いですね!
更に、お客様用のお着換えスペース(フィッティングルーム)を
設けることも可能です。
フットネイルの施術の時に、
お客様がストッキングを脱ぎ着できますね。
このようにカーテンで仕切るタイプであれば、使っていない時は
カーテンを寄せられるので圧迫感はそこまで感じませんね。
出典:Amazon
ネイルサロンの広さ まとめ
お部屋の形状や、オーナー様の施術の順番や
ネイル用品の量にもよりますが
おおよそのスペースの目安は下記の通りです。
・ハンドネイルのみのサービスであれば4.5畳でも可能
・ハンドとフット、両方のチェアを常設したいのであれば、6畳以上欲しい
部屋の形状にもよりますので、
サロンのレイアウト、空間づくりについて
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